バレーボール指導者 本郷 真也様のご紹介

指導歴25年でクラブチーム結成。
こだわり抜いてマークを入れた本当の理由とは。

品質のいいマークに込められた、ユーザー様の思い――
そこには、さまざまなストーリーがあります。
User’s Mark Story 第一回目は、
「子ども達のスポーツ環境を良くしたい」という思いで、
バレーボール指導を続けられている本郷真也様にお話をうかがいました。




本郷 真也様(特定非営利活動法人「気づいて築くバレーボール」理事長)

profile
1962年京都生まれ。三菱自動車京都の実業団バレーボールチームに9年間所属。現役引退後、JOC京都選抜女子チームのアシスタントコーチを経験。サラリーマンの傍ら、中学校女子バレーボール部外部コーチを15年務め、2007年バレーボール教室を始める。2017年10月クラブチーム「気づきエンジェルズ」を立ち上げ、同年11月NPO法人「気づいて築くバレーボール」を設立する。経営者のためのプロフェッショナルコーチとしても活動中。
●WEBサイト「気づいて築くバレーボール」


■マークを入れるきっかけ

クラブチームが立ち上がるとき、
「やるぞ!」という熱い思いを込めて。

クラブチーム「気づきエンジェルズ」の結成が決まると、ユニフォームや移動用ポロシャツ、練習用Tシャツ、応援用Tシャツを作り、マークを入れました。
現在も、中学生のスポーツ環境は厳しく、学校の部活以外に選択肢がありません。顧問は基本的に教師で、スポーツ指導に精通しているとは限りません。「子ども達のスポーツ環境を良くしたい」と思い、25年間指導を続けてきました。クラブチームの難しさは知っていましたから、安易に踏み出せませんでした。
多くの保護者は「クラブ活動は学校でやればいい」と思っています。子ども達が「ここでやりたい!」と真剣に訴えないと入部できません。10年以上バレーボール教室を続けて、協力・応援してくれる方々がいて、やっとクラブチームにする決心をしました。だから、チームの象徴であるマークにはかなり思い入れがあります。

※「Aで始まるロゴにしたかったんです。1番になるために」


■マーク品質への感想

1㎜も妥協せず、修正を重ね、
日本一のユニフォームができました。

5年前にロゴマークを作り、練習用Tシャツに入れました。注文する店は決まっています。品質が確かなので安心です。マークがすぐにはがれるとか、薄くなるとか、あり得ませんから。
今回は本格的に作るので、いつも以上にこだわりました。色や配置、間隔などを指示して、デザインが上がってきたら、「ここ、1㎜上げてください」という細かすぎる修正も入れました(笑)。ユニフォーム・マーク・番号、それぞれの色がマッチするように何度もやりとりして決めました。
作っているときはワクワク、楽しかった。納得したものができたとき、本当にうれしかったですね。日本一かっこいいユニフォームという自信があります。丁寧に作っていただいた方に感謝しています。

※「ロゴマークの影の色にまでこだわりました。大満足です」


■マークとはどんな存在?

マークは、選手や応援してくれる人
みんなをつなぐ絆です。

クラブチームは選手だけではなく、応援してくれる人がいて成り立ちます。だから、ユニフォームと一緒に応援用Tシャツも作りました。「気づきエンジェルズ」のマークはみんなをつなぐ絆だと思います。
チームが強くなり、憧れのユニフォームと言われるようになりたいですね。「あのチームのユニフォームが着たい」というとき、マークは大事。マークは夢の象徴でもありますね。
所属していることが誇りになる。そんなチームにすることが、指導者としての私の役割です。チームの象徴であるマークにも誇りをもってほしい。マークを入れるときに、とことんこだわったのは、そういう思いがあるからかもしれません。

※今年6月、全国ヤングクラブ大会の地区予選で準優勝し、9月、全国大会に出場しました。


最後に
コーチングや心理学などから学んだ“叱らずして子どものやる気を引き出す指導”をもとに本を出版されました。『子どもファースト~誰だって“叱咤”より“激励”されたい~』は、厳しすぎるスポーツ指導に疑問を投げかけています。スポーツ界にさまざまな問題が浮上する今、保護者・指導者のみならず、多くの方におすすめしたい一冊です。